記者にとって新年一発目の取材は羽田空港で米国へ出発する小笠原だった。国際線が発着する第3ターミナルは早朝から人、人、人。空港に人出が戻ったことを改めて感じさせられた。

海外に出発する際にすることといえば円をドルに替えること。昨年は1ドル150円を超えることもあったが、そのときで130円ちょっと。一時期の円安が緩和されたとはいえ、ちょうど1年前は115円程度。なるべく安く行きたいというのが人の思いだが…。

「こればかりは仕方ない」と両替所へ向かった小笠原。さらなる成長を目指して自己投資。米国では人類最速左腕のチャプマンに会えるかもしれないと目を輝かせていた。お金に換えられない貴重な体験はプライスレス。どんな時間だったのか今度ゆっくり聞きたい。

土屋　善文