「タイルのまちをあるいてみた studio record」展覧会
【多治見市モザイクタイルミュージアム】
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- 2023年03月07日(火)
- イベント
日本で「タイル」という呼び名が統一されてから100年。
今、タイルの魅力を問い直し、新たな方向性を模索する動きが生まれています。
この機に、第12回国際陶磁器展美濃において、タイル作品で銀賞を受賞した「スタジオレコード」による企画展を開催します。
多治見市モザイクタイルミュージアムでは、2022年を通して、日本のタイルの100年間を振り返る企画展により、タイルの役割や魅力とは何かを問いかけてきました。
本展はそれを踏まえ、タイルのこれからを考える機会として企画したものです。
「スタジオレコード」とは、岐阜と名古屋を拠点として、陶芸家・造形作家の宮部友宏を中心に、陶芸や木工という複数のジャンルの作家が参画し、タイルや什器の制作からアートイベントの企画運営まで幅広い活動を行っている工房です。
今回は、多治見市笠原町を中心に、東濃地域のタイル生産現場を改めて歩いていただき、感じたことや考えたことを作品と展示によって表現していただきます。
展示にはタイル作品の他、『「タイルのまち」を題材にした小屋』や、町の中、人々の生活の中で異素材と共に息づくタイルを、さまざまな用途に繰り返し使われる「土」のサイクルの中で考えた意欲的な作品群を展示します。
また、陶芸、木工、金工など複数のジャンルに携わるアーティストたちと地元の研究施設や企業が協働して表現する展示と、他の施設も巻き込んだこれまでにない独自のワークショップも開催します。
産業の関係者や研究施設とも協働し、タイルの新しい可能性を示す、意欲的な展示になる事でしょう。
多治見市モザイクタイルミュージアム外観(2021年撮影)
©Akitsugu Kojima
- 会期
- 2023年2月18日(土)~5月7日(日)
- 会場
- 多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー
- 休館日
- 月曜日(休日の場合は翌平日)
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30)
- 観覧料
- 一般310円、団体250円
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方及び付き添い1名様無料
【関連企画】
(各回要予約、詳細はホームページまたはモザイクタイルミュージアムへ)
■黒板タイル作り
2023年3月21日(火祝)
会場:笠原中央公民館
■リサイクル・タイルのワークショップ
2023年3月26日(日)
会場:アクティブG(岐阜市)
■アースポット・ワークショップ
2023年4月15日(土)
会場:岐阜県セラミックス研究所(多治見市)
■循環する大地:再生原料を使ったワークショップ
2023年5月3日(水祝)
会場:岐阜県セラミックス研究所(多治見市)
【本記事の問い合わせ先】
多治見市モザイクタイルミュージアム
TEL:0572-43-5101
URL:http://mosaictile-museum.jp
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