数日前のナゴヤ球場…
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- 2023年03月31日(金)
- ドラ番記者プラール
数日前のナゴヤ球場。岡田が松葉づえを使いながら、一歩一歩前に進んでいた。「元気ですか?」。久しぶりに会った岡田の第一声はそんな感じだった。右大腿(だいたい)骨を骨折し、患部はボルトで止められている。大けがをしてなお、まずは人のことを気にするところが岡田らしい。
一歩間違えればーだった。太ももには大きな血管が走っている。折れた骨によって傷ついていれば大量出血につながっていた可能性があったという。「あとからそれを聞くとね。生きてて良かったです」。あまりにも重たい言葉だった。
これからのリハビリの日々を思うと、道のりはあまりにも長い。だが、岡田は少しずつでも前に進んでいく。「まずはちゃんと歩けるようにね」。ドラゴンズは31日、巨人戦で開幕する。頼もしいチームメートたちがやってくれるはず。背番号21の思いとともに。
土屋 善文
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