「万全で戻ってきてほしいですね」。思わぬところから、右肩脱臼で手術を受けたドラフト6位新人・田中へのお見舞いの言葉をもらった。3日付の紙面で同7位の福永の打撃フォーム解析を担当してもらった筑波大・川村准教授からだ。

つながりは田中が亜大1年ながらメンバー入りした大学日本代表。筑波大野球部の監督でもある川村准教授は分析スタッフだった。「自分がユニホーム姿じゃなかった分、近寄りやすかったのかプロへの思いなど話す機会が多かったです。好青年ですよ」と出会いを振り返った。

「彼みたいな小兵がプロで頑張る姿はアマ野球界にとっても励み。いずれプロ仕様になったフォームを分析したいですね」。全力プレーを応援しているのは竜党だけじゃない。

志村　拓