その体は満身創痍(そうい)だった…
-
- 2023年04月28日(金)
- ドラ番記者プラール
その体は満身創痍(そうい)だった。2軍の用具担当兼ブルペン捕手兼打撃投手の‶三刀流〟を務めている赤田龍一郎さん。ここ1週間ほど、右手中指にテーピングを巻いている。
理由を尋ねると、10日ほど前に、ボールを入れるカゴに指を挟んだという。激痛が走ったが、その後もブルペンで投球を受け続けた。しかしその日の夜も痛みは治まらず。さらに内出血で指は赤黒くなった。念のためと病院を受診すると、まさかの骨折。ブルペン捕手の業務は一時休業となっていた。
現在はテーピングと装具で固定している状態。それでも「だいぶ皆さんに迷惑をおかけしたし、もう10日くらいたったから、そろそろ(捕手も)復帰します」と赤田さん。痛みを押し殺し、若竜投手陣のボールを受ける。裏方さんの献身がチームを支えていると改めて感じた。
芦原 遼
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
マイティーラインに公開している情報のダイジェストを毎週(水)(金)正午にLINEトーク配信しています。