6日の西武戦が開催される県営大宮球場は、夏の高校野球の埼玉大会決勝でも使われる。ドラゴンズにも2017年に花咲徳栄高で全国制覇を果たした清水ら、プレーした選手がいる。もちろん裏方さんにも。「3年夏以来ですね。ということは17年ぶりか」と懐かしそうにつぶやいたのは赤坂広報だ。

浦和学院高時代、06、07年と2年連続で甲子園に出場した赤坂広報。「3年のときより、2年のときの方が印象に残ってます」。実は06年は大会直前の練習中に擦りむいた右膝が化膿（かのう）。医師から切断の可能性も指摘された。だが、驚異的な回復力で夏の大会に間に合わせ、決勝では胴上げ投手になった。

「いい印象が残る球場ですね」と赤坂広報。ちなみに中日が県営大宮球場で試合をしたのは1952年と09年で2戦2勝。いい記憶を塗り替えてください。

長森　謙介