最高の教材
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- 2023年07月16日(日)
- ドラ番記者プラール
最高の教材を目に焼き付けようと懸命だった。14日のこと。中日屋内練習場での残留練習に参加していた涌井がブルペン入りした。この時、その投球をブルペン捕手の真後ろのネットからじっと見つめていたのが、育成の松木平と加藤翼だった。
松木平に聞くと「ブルペンでのピッチング含めて、テレビで見たことしかなかったので、浅尾(2軍投手)コーチにお願いして、見させてもらいました。」とのこと。「打者の手元でのボールの強さが印象的でした。あのバランスのいいフォームから、ビュッとくるから打者は差し込めれるんだと思います。自分の理想像だと思いました」
投げていたのは直球のみ16球。時間にして20分ほどだろうか。それでもその一挙手一投足には超一流の技術が詰め込まれていたはず。貴重な学びの機会になっただろう。
芦原 遼
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