マイティラインとは

強豪校が…

    • 2023年08月03日(木)
    • ドラ番記者プラール

強豪校が序盤で敗れるなど波乱もあった高校野球地方大会。記者が注目していたのが昨年まで赴任していた富山。今年は富山商が9年ぶり17度目となる甲子園行きを決めたが、今回は準優勝の富山北部高の話をしたい。

高校野球をよくご存じの読者なら最近校名を聞いたはず。2021年春のセンバツで、水橋高との合同チームで県ベスト4まで勝ち抜き、21世紀枠の最終選考に残った。だが昨夏は初戦前にチームにコロナがまん延して出場辞退。異動前の記者は当時の3年生のやるせない顔が忘れられない。

先輩たちの無念を知って迎えた今大会。決勝の相手・富山商は昨夏の初戦で当たるはずの相手。あと一歩及ばなかったが、見事な善戦だった。地方大会で敗れた各校にもそれぞれのドラマがある。

長森 謙介