マイティラインとは

ドラ番になるまで…

    • 2023年11月04日(土)
    • ドラ番記者プラール

ドラ番になるまで、プロ野球を生観戦したのは片手で収まる回数だけ。現地にいると、テレビ画面越しには感じられない緊迫感がとても新鮮だった。中でも同世代の選手たちが、大声援を受けてグラウンドに立つ姿に見ているだけで緊張した。

記者と同い年の三好は、シーズン終盤にかけて大事な場面で代走を任される試合が目立った。代走での出場16試合のうち、2試合でサヨナラ走者としてホームを踏んでいた。8月27日のDeNA戦(バンテリン)では、あと1アウトで勝利か引き分けかの瀬戸際の場面。同店の12回裏2死一塁でグラウンドへ送り出された。

何度緊張を味わっても「めっちゃ足が震えますよ」と心境を明かしてくれた。それでも「自分に求められているのは足なので」。緊張しても結果を残す。来季も起用に応えるために、今は秋季キャンプで朝から日が暮れるまで汗を流している。

石曽根 和花