【レポート】国際陶磁器フェスティバル美濃′24 第13回国際陶磁器展美濃 審査員歓迎レセプション&最終審査結果発表
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- 2024年09月01日(日)
- イベント
2024年10月14日(月・祝)から11月17日(日)の約1カ月にわたって開催される3年に一度の「国際陶磁器フェスティバル美濃′24」。
メイン事業となる「第13回国際陶磁器展美濃」の審査員歓迎レセプションが2024年8月2日(金)、岐阜県多治見市東町にあるセラミックパークMINOで開催されました。
審査員は国内外からの10人。
「陶芸部門」の審査委員長・菅谷富夫さん(大阪中之島美術館館長)は、「コンクールは(次回開催までの)今後3年間の陶芸作品の一つの指針となる」と述べ、「陶磁器デザイン部門」の審査員長・石﨑泰之さん(岐阜県現代陶芸美術館館長)は、「前回開催の12回目の影響を受けたと思われる作品がかなりあったように思います。時代は動いています。優れた作品を厳選したい」と挨拶しました。
菅谷富夫さん
石﨑泰之さん
海外審査員を代表してイタリアのクラウディア・カザーリさん(美術史家/ファエンツァ国際陶芸美術館館長)は日本語を混じえながら審査員を務められることへの感謝を述べました。
クラウディア・カザーリさん
「TAJIMI CHOIR JAPAN 多治見少年少女合唱団とシニアコア」によるウェルカムコンサートでは「さくら」の合唱を披露するなど、華やかな雰囲気に包まれました。
ウェルカムコンサートの最後はスタンディングオベーション
審査員と合唱団の記念撮影
過去最多となる77の国と地域から3890作品もの応募があり、翌日から行われた2日間の最終審査の結果が発表されました。
◇グランプリ
「Kiln(キルン)」 IELIZAVETA PORTNOVA(イエリザベタ・ポートノバ)(フランス在住。ウクライナ国籍)
◇金賞
「AMU(アム)」 株式会社雪花/柳井友一(日本)
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。