東濃地区唯一のクラフトビールを堪能
カマドブリュワリー
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- 2024年11月01日(金)
- グルメレポート
岐阜県瑞浪市釜戸出身でビール愛好家の代表東(あずま)さん、ドイツ留学でクラフトビールに魅了された岡部さん、酵母の魔術師として名高い醸造家の丹羽智さんが集まり立ち上がった「カマドブリュワリー」。
2020年に瑞浪市で醸造所兼販売所がスタートし、2021年には工場併設のビアバー「ハコフネ」が誕生しました。
丹羽さん
場所
JR中央本線「釜戸駅」から徒歩3分。
JR中央本線「多治見駅」からは3駅、所要時間は18分程度。 駅近なので、普段運転する人も安心してお酒を楽しむことができます。
外観・雰囲気
プレハブで造られた店舗。
カウンター席とテラス席に分かれているので、晴れた日には外飲みも楽しめます。
カウンター席で使われているテーブルは樹齢670年の御神木。大湫町の豪雨で倒れてしまった御神木の枝を使って「大湫大杉エール」を作った際、カウンターの顔として使ってほしいといただいたそう。壁には店名の「ハコフネ」から波を表現するため、美濃焼のタイルも使用されています。
お店のおすすめ
カマドブリュワリーのクラフトビールはほとんどが地元の食材や名所から着想を得て作られています。どれも独創的な表現とアイディアが溢れる商品ばかり
例えば東濃地方ではお馴染み「国道19号」にちなみ、アメリカンIPA(インディアン・ペール・エール)と掛け合わせた「ルート19アメリカンIPA」、ロッククライミングの名所「瑞浪・屏風岩」にちなみ、アルコール度数高めで苦味のあるダブルIPAと掛け合わせた「きっつぅIPA」(=きっつぅは東濃弁で、きつい、強いの意味)など、瑞浪市や釜戸町をうまくコラボレーションさせました。
地元民なら思わず笑ってしまうようなネーミングセンスが光ります。
また椎茸、かつお節、二枚貝を使った「ダッシュワンペールエール」、東濃ヒノキの香りを閉じ込めた「TONE ON フォレストエール」など、一見ビールと結びつかないような食材を使ったビールも、丹羽さんの手にかかれば美味しいクラフトビールへと大変身します。
併設されたビアバーハコフネでは出来立ての樽生を陶芸家と開発したオリジナルの美濃焼カップで味わうというぜいたくな体験を用意しました。
ビールのお供も必見。名物は瑞浪ボーノポークのビール煮。瑞浪の食材を使ったメニューがほかにもたくさんあります。
まとめ
お客さんから「こんなところあるんだよ」と情報をもらい商品化することがあったり、ラベルのデザインを地元の方にお願いすることもあるそう。
「町全体でものを作っている感じがする。古めかしく伝えたら地ビールになってしまう。クラフトビールはオールアンドニュー。今あるものを新しく伝えるのがクラフトビール」と代表の東さんは話します。今や日本全国からもファンが訪れるほど大人気のカマドブリュワリー。地域創生の一手を担う存在になっています。
カマドブリュワリー
- 住所
- 岐阜県瑞浪市釜戸町3154-3
- 電話
- 0572-51-2620
ビアバーハコフネ
- 営業時間
- 金曜18:00〜22:00、土曜12:00〜22:00、日曜12:00〜19:00
- 電話
- 050-8883-4520
- 駐車場
- 有
- ホームページ
- https://camado.jp/
@camado_brewery
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月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…