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27日にプロ入り後初めて神宮で・・・

    • 2025年05月28日(水)
    • ドラ番記者プラール

27日にプロ入り後初めて神宮で登板した金丸。関大時代の2022年秋の明治神宮大会で初戦・東農大北海道オホーツク戦で先発。7イニングを4安打1失点で“神宮デビュー”を飾っていた。
当時記者はアマチュア野球担当。中部地区の高校、大学が主な取材対象だったが、その試合も取材していた。2年生ながら大会前からすでに話題を集めていた左腕。その糸を引くような直球に度肝を抜かれた。
相手打者をきりきり舞いさせる投球に試合中からワクワクしていたが、さらに驚いたのが試合後の取材の時。その日の投球内容について「調子が悪い中でも打たせて取る投球で変化球をうまく使えました」とサラリと言ってのけた。
7回の3者連続三振を含めてこの日は8三振を奪っていたのに本調子ではなかったのか・・・。神宮球場のマウンドに立つ背番号21の姿を見て、あの時の衝撃をきのうのことのように思い出した。

谷大平