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中田の最後の雄姿を一目見ようと・・・

    • 2025年09月20日(土)
    • ドラ番記者プラール

中田の最後の雄姿を一目見ようと、バンテリンには大阪桐蔭高の野球部の同級生、西岡直也さんが駆けつけた。

出会いは中3の冬。制服の採寸のため集合したときのこと。西岡さんもボーイズリーグ日本代表の看板を背負っての進学だった。「自分も自信を持って会場に行きましたけど、中田の雰囲気、体つき、顔のりりしさに圧倒されたのを覚えています」。入学後は3年間、キャッチボールの相手を務めた。「どんでもないボールを投げていたのでグラブが何個もだめになりました。本当に全部が強烈だった」

高1春のデビュー戦となった平安戦で打ってはホームラン、投げては直球だけで3者連続3球三振だった光景は今でも忘れられないという。18年の現役生活を終える中田に、最良の友ははなむけの言葉を贈った。「日本で一番野球がうまいのは中田だと、今でも思っています」

土屋善文