【多治見】必要としている人とつながりたい多治見アイパートナー
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- 2025年11月09日(日)
- マイッティーな人
ボランティアグループ 「多治見アイパートナー」
広報や議会だよりなどを、視覚障がいのある方へ音訳で伝えるボランティアグループ。
「多治見アイパートナーの会」は、今年で42年目を迎え2025年4月に緑綬褒章を受章しました。
前身である市民相談課によるテープ録音が1975年に開始され、83年より正式に発足。
当初は17人の会員でしたが、今では37人で担当を分け、それぞれ熱心に活動しています。

録音室で編集中
7年前から所属し組織運営、編集などを手掛ける有田人司さん(67・多治見市脇之島町)は、
4部門の一つ、ジャーナルを担当します。
リスナーからのリクエストや、お薦めの本、趣味を生かし深田久弥(登山家)の小説に
自身の登山記録を添えるなど工夫を凝らし録音します。
「視覚障がいの手帳をお持ちの方は、市内で250人ほど。
実際には10人ほどしか利用されていません。もっと広めたい。知ってほしい」と
声を上げます。
利用者にはCDを無料で郵送しています。
多治見市図書館ではどなたでも借りられる
市図書館では今年から、リスナーの方からのリクエストにお答えしたものも含め、
今まで音訳してきた図書が、どなたにも貸出されるようになりました。
「日本語を勉強される方は本と一緒にCDをお使いいただけますし、
たまには音声を使って本を楽しむということもいいんじゃないですか」と有田さんはお薦めします。
- 利用方法
- 岐阜県多治見市役所福祉課へ申請が必要です。
- 電話
- (0572)23-5812

月刊誌『マイタウンとうと』ライター・営業。旅好きで時刻表が愛読書の時期もあり、「青春18切符」にはこれまでなんどもお世話になりました。今でも旅行の計画が一番のストレス発散方法。この場所に行くにはどうしたら安くいけるのか・・・何か楽しいことがあるのか・・・と妄想旅で楽しんでいます。

