マイティラインとは

放つ異才は10年前から強烈だった・・・

    • 2026年05月12日(火)
    • ドラ番記者プラール

放つ異才は10年前から強烈だった。2017年3月4日、ナゴヤ球場では中日2軍と亜大の練習試合が組まれていた。若竜打線は、先発の4年左腕に6イニングを2安打、無失点と完璧に封じられた。既にアマチュアで抜けた存在であったその大学生は、阪神の高橋だった。

鮮烈な投球を間近で見た1人が谷2軍野手・育成コーチ。「真っすぐが独特。すごく速かった。低いリリース位置から、浮き上がってくる特有の真っすぐは、当時から既に面影があったという。自身は2安打のうちの1本を放ったが「今みたいにツーシームも混ぜられていたら、僕のヒットもどうだったか…」と苦笑いを浮かべていた。

左腕はその後、制球難や度重なる故障に悩まされたが、今季は5登板で4完封、防御率0・21と異次元の数字をたたき出す。ドラゴンズ戦での快投はご勘弁願いたいが、シーズン完走後、どんな成績を残しているのだろうか。

長森謙介