多治見の山城根本城跡。山頂を目指し気合を入れて「ぶらり」散歩
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- 2019年11月27日(水)
- ぶらり散歩
根本城は甲斐武田氏の東濃侵攻のための前線基地として築城されました。
根本町にある根本城跡登城口から入り、細くやや急な山道を登ると約30分、標高差90mの城跡に到着します。城跡までは、道案内がされており、道に迷わず着くことができますが、危険個所も多数あるため、十分に注意しながら歩いてください。
山城までの保存と安全は、地主さんが表示板の設置や、道を塞ぐ木の剪定をするなど、毎年秋から春ごろまでほぼ毎日山に登り行っているそうです。
標高285メートル、南東に伸びる峰の先には、堀切や堅堀、土塁、曲輪など、中世後期の山城の典型的な遺構が残されています。市内が一望でき、正面には恵那山が見えます。人の手をあまり加えていないため、「当時の空気が感じられる」と山城マニアもうならせるこの場所で、先人に思いを馳せるのもいいのではないでしょうか。
根本城は、戦国時代16世紀後半、武田氏の一族でもある若尾氏によって、武田氏の東濃侵攻に伴い最先端の拠点として築城、そのふもとに屋敷を構え居住していました。その御殿屋敷跡も残っています。
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