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多治見市街にも多くの爪痕を残した伊勢湾台風

    • 2018年09月18日(火)
    • 写真館

数々の水害に見舞われた中でも最大級の被害を受けた伊勢湾台風

 昭和20〜30年代、多治見市では多くの豪雨と台風によりたびたび水害に見舞われています。その中でも1957年(昭和32年)8月7日から8日に起こった大水害と、1959年(昭和34年)9月26日から27日の伊勢湾台風では、甚大な被害を受けました。

 伊勢湾台風では多治見市でも26日午後10時過ぎから風雨が強くなり、10時23分に瞬間最大風速45メートル・降水量100ミリを記録しました。岐阜県全体の被害者は9万1892人に及び、岐阜県史上最大の風雨による被害の記録を残しています。多治見市でも死者1人、重軽傷者48人、家屋(住家・非住家合わせて)全・半壊1903戸など、それまでの経験を上回る大きな被害を受けました。