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NIE教育に新聞を 多治見の笠原小 中日新聞使い見どころ学ぶ

    • 2020年08月02日(日)
    • いいね新聞生活

小学生に新聞の面白さを伝えるNIE(教育に新聞を)出前講座が7月15日、多治見市笠原町の笠原小学校で開かれ、4年生63人が新聞の見どころや構成を学んだ。

中日新聞NIEコーディネーターの伊藤彰敏さん(62)が講師を務めた。児童らは、この日の本紙朝刊一面から都道府県や市町村の名前を探してマスを埋めるビンゴゲームに挑戦。

地元岐阜県の話題から世界のことまで扱っていることを体感した。本紙の題字には東海地方の情報を詳しく伝える象徴として、名古屋城や岐阜の県鳥になっているライチョウなどの名所や自然が描かれていることも学んだ。

伊藤さんは「新聞には地域のことから宇宙のことまで載っている。家に帰ってからじっくり読んでみてください」と子どもたちに勧めた。

授業を受けた岡本昂太朗君(9つ)は「新聞は大人の読み物だと思っていたが、授業を通じて身近なものに感じた。読めるところから読んでいきたい」と笑顔を見せた。企画した高尾三枝教諭は「新聞に親しみ、世界を広げる子が増えていってほしい」と語った。(眞子弘之助)

(2020年7月16日付中日新聞朝刊より) ※この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています。