稲津「屏風山の麓を歩こう」
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- 2020年10月10日(土)
- ぶらり散歩
世界遺産の庭園を複数手掛けた僧侶、夢窓国師(1275年から1351年)が修行寺として開基した心宗寺(鶏足山心宗蛇頭寺〈けいそくざんしんしゅうだとうぜんじ〉、後の止静庵)跡を訪ねてみました。
屏風山大草登山口駐車場を目指すと萩原大草バス停が見えてきます。
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少し進むと登山口駐車場の案内看板があり右奥に進みます。
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突き当たりにある駐車場の左奥に登山道入り口があり、そのすぐ右脇に座禅岩の案内板が出ています。うっかり見落としてしまいそうで要注意です。
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登山客用にロープが張られているので、座禅岩を目指す時はロープを越え中に入ります。入ると座禅岩の案内板があり静かにたたずむ『心字池』が木々の木漏れ日に輝いています。
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池の周りには木々が生い茂り静かで涼しく感じられます。花の季節には毎年かきつばたや菖蒲などが咲きほこるそうです。
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池をぐるりと回ると石が重なり苔むした大きな石を見つけることができます。国師が座禅した『座禅岩』といわれ岩の中ほどがくぼんでいます。
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夕方には屏風山にかげる夕日を眺めつつ静かに業を積まれたのでしょうか。
そこから東南へ約100mの所に心宗寺跡の石碑があります。
少しわかりにくいのですが道らしき道を見つけ少し登り右折するとひっそり石碑がたたずんでいます。僧侶等が修行に励んだであろう場所に感慨深くなります。
屏風山の登山口脇にある静かで歴史深い場所。一度訪れてみてください。
※歩きやすい服装で散策ください。
道らしき場所発見
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右折後7mくらい奥へ
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石碑発見
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夢想国師(夢想疎石)は、臨済宗を盛んにした高僧で、この地方では多治見の虎渓山永保寺を開山、その後土岐氏を頼って美濃国に入り心宗寺を開山したといわれています。
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