マイティラインとは

検査前から何ともいいがたい緊張感に包まれていた。春季沖縄キャンプの…

    • 2021年01月29日(金)
    • ドラ番記者プラール

 検査前から何ともいいがたい緊張感に包まれていた。春季沖縄キャンプの取材を控えて、球団仕切りのもと、70人超のメディア関係者がPCR検査を受けた。もし陽性なら…。記者という仕事への支障はもちろん、1歳の子を持つ父親としては帰宅もしづらい。

 検査を前に、京田から「緊張しますよね」と声をかけられていたし、同僚とは「陽性だったらどうなっちゃうんですかね? 紙面づくり大変ですよね」とお互いの身を案じていた。

 結果は「ホッ」の全員陰性。チームと同様、本紙のドラ番も沖縄へ向かいます。無事に陰性と認定され安堵(あんど)しながら帰宅した記者。妻からは「陽性だったら、どこで生活するんだろうね。幼児がいるんだから、家は無理だよ。当たり前」とキツい言葉が返ってきた。何と冷たいことか。ただただ、安心を共有したかっただけなのに…。