「珪化木の不思議館」　美しい土岐石を見に来て！

今年度、岐阜県文化財保護協会の創立50周年を記念し発行された『ぎふミュージアムガイド』に、愛知土岐石愛好会の柳川桂一会長が所有する「珪(けい)化木の不思議館」が資料館として掲載されました。

土岐石とは、地殻変動による熱や圧力の影響で石に変化した珪化木（樹木の化石）に、鉄分など鉱物が入り、黄、赤、緑、青などの魅力ある色に変化した石で、土岐川中心の砂礫層(されきそう)から産出され多治見市内でも多く発見されています。

数多くの珪化木や土岐石の収集をしている柳川会長は「もともとは木。火山によって埋まってしまった木が珪酸化されて美しくなるんです。年輪が見えるでしょ。こっちは虫食いの跡」と目を輝かせます。

台座に並んだ色とりどりの土岐石は個性豊かにどっしりと鎮座します。

「ガイドに掲載してもらえたので、今まで以上に多くの人に魅力を伝えていきたいですね」と意気込みます。

＊地元の愛石家により多治見市役所本庁舎玄関にも土岐石が展示されています。

【珪化木の不思議館】

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