【全国学力テスト】新聞読むほど高い正答率
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- 2021年09月25日(土)
- いいね新聞生活
全教科で相関関係
全国学力テストの児童生徒アンケート結果を文部科学省が分析したところ、新聞を読む回数が多い子どもほど、平均正答率が高くなるという相関関係が全教科で示された。
「新聞を読んでいますか」との質問に「ほぼ毎日」「週に1~3回程度」「月に1~3回程度」「ほとんど、全く読まない」の選択肢を用意し、それぞれを選んだ子どもの各教科の平均正答率を比較した。
小学校の国語と算数、中学校の国語と数学の全教科で「ほぼ毎日」の平均正答率が最も高く、読む頻度が下がるにつれて正答率も低くなった。例えば、小学校国語の正答率は「ほぼ毎日」が74.7%、「週に1~3回程度」71.9%、「月に1~3回程度」66.4%、「ほとんど、全く読まない」62.9%。
中学校数学でも、「ほぼ毎日」で65.3%、「週に1~3回程度」64.4%、「月に1~3回程度」60.1%、「ほとんど、全く読まない」では56.1%だった。
一方、新聞を読む習慣がある子どもは減少。2019年度と比べると、「ほぼ毎日」は小学校が1.8ポイント減の5.3%、中学校が1.0ポイント減の3.5%。「ほとんど、全く読まない」は小学校が8.9ポイント増の70.1%、中学校が5.5ポイント増の76.4%だった。
※令和3年9月1日付中日新聞朝刊より(共同通信配信)
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