マイティラインとは

開館5周年企画展「藤森照信とモザイクタイルミュージアム」を開催!【多治見市モザイクタイルミュージアム】

    • 2021年09月20日(月)
    • イベント

開館5周年を迎えた多治見市モザイクタイルミュージアムでは「藤森照信とモザイクタイルミュージアム」を開催します。

藤森照信 多治見市モザイク タイルミュージアム スケッチ ©Terunobu Fujimori

同ミュージアムをデザインした藤森照信氏が、第 12 回国際陶磁器展美濃デザ イン部門の審査員長に就任しました。この機に、モザイクタイルミュージアムの建築を深掘りす る企画展を開催します。スケッチやサンプル、試作などを通して、全体の構想から、ディテール、それぞれの選ばれた素材、工法、タイルの使い方など、かかわった人々の話も交えて紹介する企画展。「藤森建築」と呼ばれて愛される建築表現の魅力を読み解きます。

企画展の見どころとして、完成された実際の建築物の中で、その建物が出来上がるまでの経緯を辿ることができる貴重な機会であり、建築家本人のスケッチによって設計やコンセ プトの変遷が詳細にわかる建築は、あまり類例がありません。

また、建設当時作られたモックアップや試作品を、写真や再現制作などでご紹介し、ディテールのスケッチを添えることで、建築家のこだわりや思いを読み解きます。

藤森照信とモザイクタイル ミュージアム ©Yuna Iwase

【プロフィール】
藤森照信(建築史家、建築家)
1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士過程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。江戸東京博物館館長。モザイクタイルミュージアム名誉館長。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年《神長官守矢史料館》で建築家としてデビュー。瀬川原平邸(ニラ・ハウス)》で日本芸術大賞、2001年《熊本県立農業大学校学生寮》で日本建築学会賞を受賞。

企画展を記念し、上記スケッチと共に最新インタビューを所載した、モザイクタイルミュージアム の完全ガイド本ともなる展覧会図録の販売も行います。

会期
2021年10月1日(金)~2022年1月10日(月・祝)
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30)
休館日
月曜日(休日の場合は翌平日)、
12月29日~1月3日
会場
多治見市モザイクタイルミュージアム
観覧料
一般310円、団体250円
(常設展観覧料でご覧いただけます)
高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方及び付き添い1名様無料

※新型コロナウイルス感染症対策に関する情報は、ホームページよりご確認ください。https://www.mosaictile-museum.jp/request/

*新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2021年9月30日(木)まで臨時休館となっております。

多治見市モザイクタイル ミュージアム外観 ©Akitsugu Kojima

【本記事の問い合わせ先】
多治見市モザイクタイルミュージアム