東濃地域のタイルメーカーや商社11社と個人参加の20名の女性が活躍する「美濃焼タイル女子会」は2018年4月に発足。

　代表を務める丸万商会の古田由香里社長は「家の内装など、女性目線でタイルの魅力の発信が必要。女性同士が繋がらなくては」と得意先、仕入先、タイル関係の知り合いに遠慮なく声をかけメンバーを招集。タイル日本一の産地である笠原を拠点に、知識を高めるための勉強会や、タイルを身近に感じてもらえるようなワークショップ、製品展示会など意欲的に取り組みます。

「メンバーの熱量がすごい。それぞれが繋がったことでビジネスの輪も広がりました。いろんなアイデアが出てくるんです。笠原タイル祭りに協力を呼びかけられた時も、モザイクタイルを敷き詰めたテーブルを何枚も製作したんですよ」と写真を見せてくれました。

「釉薬を何回も重ね塗りし窯の中で長時間焼く深みのある色、質感は日本の技。衛生的で丈夫、多様なデザインから自分だけのオリジナルな空間が作れる」と、熱く語る美濃焼タイル女子会から目が離せません。

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