マイティラインとは

「ヒラク本屋」と「東文堂本店」

    • 2019年03月06日(水)
    • イベント

平成25年10月にその歴史の幕を閉じた「宝石時計メガネのワタナベ」。
5年の月日を経てこの春、東文堂本店による新しいコンセプト本屋である「ひらく本屋」を中心とする「ヒラクビル」として生まれ変わります。今回は東文堂本店の木野村匡さんにお話を伺いました。

東文堂本店について教えてください!

「東文堂」は1900年に私の曾祖父が創業して今年で119年目になり、私で4代目です。多治見ならではの、陶器(美濃焼)の専門書から雑誌など一般書籍と幅広く扱っており、現在は駅前プラザテラの3階と小路町にある南店の2店舗を展開しています。書店はどちらかといえば景気に大きく左右されない商売なので、これまで地道に歩んでくることができました。

東文堂南店
東文堂テラ店の内観

「ひらく本屋」への想いは?

今の世の中は、インターネットが普及したことにより、本屋に足を運ばなくても簡単に取り寄せることができたり、閲覧できたり、電子書籍の台頭により地域に根差した書店の存在意義が問われていると感じます。

そんな中だからこそ、この「ひらく本屋」は本を手に取りゆっくりくつろげる空間にし、足を運びたくなる本屋にしていきたいと考えています。

棚のイメージ

どんな本が並びますか?

「ひらく」をテーマにした、いくつかのカテゴリに分けてコーナーを設けます。なぜこの本がこのテーマの棚に入っているのか?読み手であるお客様に考えていただきたき、新しい本との出会いの場になればと思います。「ひらく」のカテゴリや本自体も定期的に入れ変わりますので、いつ来ても新鮮な出会いがある本屋にしていきます。

最後にメッセージをお願いします!

本は音楽や映像とは違い「形」があるとおもいます。感動した本、子どもに読ませたい本、人生を変えた本、みんな「形」として棚に残すとおもいます。人生を、心を、子どもたちの未来を、地域文化を「ひらく」本と出合う書店を目指しています!