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『半泥子廣永窯 藤村州二 作陶展 -イズム-』【ガレリア織部】

    • 2022年05月13日(金)
    • イベント

受け継がれる半泥子の精神

川喜田半泥子は、伊勢商人屈指の豪商川喜田久太夫家の16代当主であり、木綿問屋の店主、百五銀行頭取のほか、数々の企業の要職を務めました。

多忙な生活の中で、書画、茶の湯、俳句、写真、建築など多彩な趣味を持ち、型にとらわれない自由な姿勢で風雅に遊んだといわれています。

なかでも50歳を過ぎてから本格的に始めた陶芸においては破格で、「東の魯山人、西の半泥子」また「昭和の光悦」とも称される半泥子の芸術は、多くの人を魅了し、近代陶芸に残した足跡は趣味の域を超え注目されました。

昭和38年に川喜田半泥子が亡くなった後は、開窯当初より半泥子の作陶を最も身近で見てきた坪島圡平が引き継ぎ、その作品も多くの陶芸愛好家の心をつかみました。さらに坪島圡平から藤村州二へ――。

受け継がれている半泥子の精神を、どうぞご高覧ください。

内容
『半泥子廣永窯 藤村州二 作陶展 -イズム-』
会期
2022年5月14日(土)~ 6月16日(木)
10:00~17:30
※最終日は16:30終了
場所
ガレリア織部
岐阜県多治見市白山町2-222
http://oribe-minoyaki.com/
休館日
会期中無休
入館料
無料
在廊予定日
5月14日(土),15日(日),21日(土),22日(日),28日(土),29日(日)

【ご挨拶】
この度は株式会社織部様のご好意により多治見での初個展の開催と相成りました。
廣永窯のめざす一つである桃山茶陶の本場であるこの地での開催はうれしくもあり身がひきしまる思いでもあります。
先師の方々から受け継ぐ作陶精神を多種多様な作品から感じ取って頂ければ幸いです。
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
藤村州二

【同時開催】
半泥子廣永窯一門展
下田 正人 / 福森 資 / 坂口 久司 / 山崎 萌

【その他】
◆ご来店に際して
お客様の健康・安全を確保し、感染症拡大を防止するため、店内ではマスクの着用をお願い致します。また、ご入店の際には消毒液による手指の消毒をお願い致します。なお、混雑状況により、入店制限を設けさせ頂く場合がございます。ご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
◆数量に限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

【本記事の問い合わせ先】
ガレリア織部
電話:0572-56-8830