マイティラインとは

バンテリンドームナゴヤでの試合前練習で…

    • 2022年06月18日(土)
    • ドラ番記者プラール

バンテリンドームナゴヤでの試合前練習で、一塁ファウルグラウンドに設けられるバント練習のケージでは連日、ある名前が連呼されている。

「浅尾さんなら、今のはゲッツー!」「浅尾コーチだと、もっとライン際じゃないと危ないかも…」

正体は言わずもがな、浅尾2軍投手コーチ。2011年にMVPに輝き、リリーフ投手として史上初めてゴールデングラブ賞も受賞したフィールディングの名手は、今なお練習をピリリと引き締める影響力がある。

当人は「そんな風に名前が役立つならうれしいですが…」と控えめに笑ってから「本当は現役選手のい名前が、お手本として出てくるのがベストですよね」とも。

この日はナゴヤ球場で、2軍の広島遠征を外れた投手陣にびしばしノック。達人の極意はしっかり受け継がれている。

志村 拓