石岡がオリックスにトレードで移籍し、いきなりお立ち台の活躍。幸先の良いスタートを切って何よりだ。

記者が思い出すのは2016年1月の新人合同自主トレ。初日から誰よりも声を出していたのが印象的だった。なかなか紙面では伝わりづらいが、6年も前の光景を今でも覚えているのは、ボリュームが1人だけ断トツで振り切れていたからだ。石岡は「まずは声を出して自分の存在を知ってもらわないと。高校生の時から意識しています。声を出した方が楽しく体も動くんで」と話していた。

お立ち台で「ニックネームはエヴァです」とあいさつし、つかみもオッケーだった。だがまだ遠慮が垣間見られた。新天地に進んだ「シン・エヴァンゲリオン」の心からの雄たけびを楽しみにしている。

土屋　善文