「あいつは暑いの苦手ですから、名古屋の夏にやられてるでしょうね」。7月まで記者が勤務した富山で、こんな情報を仕入れた。声の主は西武などで捕手として活躍した細川亨さん。そして「あいつ」とはドラフト３位新人の石森のことだ。

現在、社会人野球のロキテクノ富山（富山県上市町）でコーチを務める細川さんは、昨年まで独立リーグ・火の国サラマンダーズの監督。昨年まで指揮官と選手の関係だった左腕のことを気にかけていた。

さっそく石森に確かめると「今まで過ごした場所の中で一番暑いです。特にまとわりつくような湿気が…」とぐったり。情報通り、夏はあまり得意ではないのだという。

現在は左肘痛でノースロー。灼熱（しゃくねつ）のナゴヤ球場でのリハビリはこたえるだろうが、細川さんをはじめたくさんの人が復帰を待っているぞ！

長森　謙介