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真夏のナゴヤ球場では連日、「カチン、カチン」といった音が聞こえてくる…

    • 2022年08月21日(日)
    • ドラ番記者プラール

真夏のナゴヤ球場では連日、「カチン、カチン」といった音が聞こえてくる。音を奏でているのは屋内練習場担当の長田克史さん。来年の春季キャンプに向け、グラウンド整備で土をならすための道具を作っている。

長田さんは、春季キャンプではグラウンド整備などを担当。2月の沖縄は天候にグラウンドコンディションを左右されやすく、良好な土の状態を保つのが難しいとのこと。硬過ぎず、軟らか過ぎない状態にするため「1cm程度で土を削れる道具があったらいいなあ」と8月から取り組み始めた。

「完全に試作品ですが…」と現在は土をならす金属製の部品の制作に取りかかっている。聞けば、屋内練習場に置いてあるとんぼかけも長田さんお手製のよう。「こういった作業が好きなんです。完成を楽しみにしていてください」。半年後のお披露目が楽しみです。

土屋 あいり