マイティラインとは

ドアラの大きなぬいぐるみをぶら下げていた。20日の本拠地・ヤクルト戦のゲーム後…

    • 2022年08月22日(月)
    • ドラ番記者プラール

ドアラの大きなぬいぐるみをぶら下げていた。20日の本拠地・ヤクルト戦のゲーム後。業務を終えてスタジアムを出た時、プロ初本塁打を放った2年目・三好がタクシーを待っていた。

「お疲れ様。良かったね。ナイス1号」。何気なく、声を掛けた。「ありがとうございます。頑張ります」と返ってきた。

流れで「あと8本だよ」と話し掛けた。三好の表情ははてなマークが浮かんだよう。「担当の野本スカウトが通算9本だから、あと8本だよ」。数字の説明をした。

プロ野球2年目の24歳。ハキハキと「すぐにいきます」と意気込んでいた。すぐに、とは何と威勢のいいことか。これはたくましい。始まったプロ野球選手のキャリア。無鉄砲ぐらいでちょうどいい。今はただ、バットを思い切り振ってください。

川本 光憲