憧れの初共演だった。25日の中日屋内練習場。新型コロナウイルス陽性判定から復帰した清水がブルペンに入り、ドラフト4位ルーキーの味谷が球を受けた。

味谷にとって清水は、埼玉・花咲徳栄高の先輩であり、自身は清水の代の夏の甲子園優勝を見て、入学を決意した憧れの相手。ドラフト時から清水とのバッテリーを熱望していたが、思わぬ形での実現に胸が高鳴ったことだろう。

そんな味谷との初コンビを清水はどう感じたのか。「すごく投げやすかったです。僕の好きな感じのキャッチングで気持ちよく投げられました」と高評価を口にした一方で「変化球の時の構えはまだまだかなとも思いました。その辺も先輩としてアドバイスできたらと思います」と清水。1軍の部隊でのコンビ結成が待ち遠しい。

芦原　遼