このDeNA3連戦（横浜）には週末のヤクルト戦（神宮）に先発予定の大野雄も同行している。今までこのパターンはナゴヤ球場に残留して次の登板に備えることが多かった。

「時差を感じるようになってきたんですよね。昔はそんなの全く感じることはなかったですけど。」ナゴヤ球場の残留練習は午前9時半ごろからスタートすることが多い。早く始まれば早く終わる。それだけ自由に時間を使うことができるという利点もあるが、大野雄のように金曜日に投げる場合は朝型の生活からぶっつけで切り替えることになる。今回はナイター3連戦に同行することで、あらかじめ夜型にしておく作戦だ。

変化する肉体、感覚とどう折り合いをつけていくか。プロ12年目。日々の小さな工夫の積み重ねが大きな結果の差を生むことになるだろう。

土屋善文