開館20周年記念「ロマンティック・プログレス」展【岐阜県現代陶芸美術館】
-
- 2022年09月08日(木)
- イベント
岐阜県現代陶芸美術館は、本年開館20周年を迎えます。
陶芸を取り巻く状況を俯瞰すると、とりわけこの20年間の変化は目まぐるしいものでした。
本展では、開館以来収集してきた近現代の作品と現在活躍する作家の作品を対峙させることで、新たな文脈から陶表現の過去・現在・未来を探ります。
歴史は、予期せぬ事態の繰り返しにより紡がれてきました。
つまり、さまざまな時間、地域、人、そして作品が複雑に絡み合い、思わぬ相互作用が生じることで進展してきたのです。
それはまさに、ロマンティック・プログレスと言えるでしょう。
元来、陶芸は産業や工業と分かちがたく結びついていたため、19世紀後期において美術から切り離されるに至ります。
これもまたロマンティック・プログレスであり、こうした事象こそが今日の陶芸をかたち作っているのです。
過去と現在が照射しあうことで描かれる、新たな未来像をお楽しみください。
■カルロ・ザウリ《白い官能》1976年 岐阜県現代陶芸美術館蔵
■川端健太郎《O冠(オカンムリ)》2021年
Collection of David Kordansky and Mindy Shapero,
Los Angeles,CA.
Photo:Tanaka Yoshinori
- 参加作家
- 川端健太郎/桑田卓郎/アルベルト・セティアワン/田中陽子/田村麻未/
橋本知成/桝本桂子/宮本サトシ/安永正臣/湯口萌香/中﨑透 - 会期
- 2022年9月17日(土)~11月13日(日)
- 会場
- 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
(岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内)
https://www.cpm-gifu.jp/museum - 開館時間
- 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 休館日
- 月曜日(*9月19日、10月10日は開館)
9月20日(火)、10月11日(火) - 観覧料
- 一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料
*11月3日(木・祝)文化の日は観覧無料 - 電話
- 0572-28-3100
【本記事の問い合わせ先】
岐阜県現代陶芸美術館
(0572-28-3100)
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
マイティーラインに公開している情報のダイジェストを毎週(水)(金)正午にLINEトーク配信しています。