「症状はどうでしたか？」。新型コロナウイルスに感染した選手が練習に復帰したとき、まずはこう声をかけた。第7波でまん延しているとみられるオミクロン株の変異ウイルス「BA・5」は、発熱するケースが多いというが選手の中には39度近くまで熱が上がった人もいた。

症状を聞いた中で、一番大変そうだったのが、鈴木。「39度付近の熱が6日間続きました」と言うからびっくり。食事の量も減り、体重は一時7キロも落ちたのだとか。

だがその後に発した言葉に2度びっくり。「体重は元通りに戻りましたよ」。そういえば、2017年のドラフト直後に取材したとき、ラーメン屋で替え玉17杯を平らげたって話を聞いたっけ…。病み上がりでも健在の大食漢ぶり。恐れ入りました。

長森　謙介