新聞を学校図書室にも
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- 2022年11月21日(月)
- いいね新聞生活
8月10日付本欄「新聞に夢中 読んでみて」を読み、子どもの新聞離れが進む現状がとてもよく分かった。親世代があまり新聞を読まないのが一因だろう。
新聞の良さは見出しを追うだけでも何があったかが瞬時に分かり、いろいろな情報に出合えるという点だ。自分のペースで読め複数の新聞を読み比べればとらえ方は一つでないことを知る。
全国学力・学習状況調査でも、新聞を日ごろ読む子どもの方が読んでいない子どもより学力が高いとの結果が出ている。
その昔、小・中学校で教壇に立った経験を思い返しても身近な新聞を教育現場で生かさない手はない。そこで提案したい。
まずは学校の図書室に新聞を置くようにし子どもがいつでも読める環境をつくったらどうだろう。今どきの先生も新聞を読む習慣ができれば教育効果はさらに上がる気がする。
松下智治 無職(愛知県豊川市)75歳
(令和4年11月2日付中日新聞朝刊より)
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。
◆投稿の元になったのは、授業を通じて新聞を毎日読むようになったという名古屋市の中学生の声です。
【関連記事】
「新聞に夢中 読んでみて」
(https://myttline.jp/archives/30557)
授業で新聞を読んでスピーチすることになりましたが、「勉強もできないのに、できるだろうか」と心に雲がかかりました。
まずは見出しから慎重に読んでいくと、いつの間にか新聞の世界にひきこまれていました。気付けば新聞に夢中になっていました。
スピーチは成功しました。今は「みんなにももっと読んでほしい。新聞もそう願っていると思うから」と考えています。
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