今季、自己最多の30試合に登板した山本。シーズン、そしてハードなトレーニングが続いた秋も肉体改造を続け、自己最重量の80キロに達したことに驚かされた。そんな中で右腕が、一人暮らしを始めた昨オフから、自炊に励んでいた話を思い出した。現状は…。

当初からピカタが得意料理になったりと、その腕前はなかなか。増量に向けては、炭水化物とタンパク質のバランスを心掛けてきたという。思い出の料理は「鶏肉とキノコのパスタ。結構、おいしくできました」。キノコはタンパク質の分解酵素が豊富。専門家ばりのこだわりの一品だった。

年棒アップを勝ち取ったオフの自分へのご褒美として「電気圧力鍋を買いました」と笑顔。新しい相棒と冬を乗り越え、増えるレシピが早くも楽しみだ。

志村　拓