30年分の思いがあふれ出た瞬間だった。10月20日のドラフト会議…
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- 2022年12月23日(金)
- ドラ番記者プラール
30年分の思いがあふれ出た瞬間だった。10月20日のドラフト会議。中日ドラフト1位・仲地(沖縄大)の隣で人目をはばからずに涙を流していたのが沖縄大硬式野球部の大城貴之監督(51)。12月末をもって30年務めた監督を退任する。
沖縄大4年時に選手権監督となってから、チームを率いてきた。「最初はうまくいかないことばかり」。県内の有力選手が県外へと出て行く中、どうすれば沖縄県内の大学が強くなるかを考えた。今年1月、年内での退任が決まった中、仲地がプロ入り。指名直後、目を腫らして「こんなにうれしいことはない」と喜ぶ姿が印象的だった。
今後は副部長として部に関わりながら、引き続き沖縄県内の野球に関わる。「県内の野球のレベルを少しでも上げる。その一助になれれば」と大城監督。本当にお疲れさまでした。
長森 謙介
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