読者の皆さんも現役引退を表明した平田の印象に残るプレーは、いくつもあるだろう…
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- 2022年12月29日(木)
- ドラ番記者プラール
読者の皆さんも現役引退を表明した平田の印象に残るプレーは、いくつもあるだろう。大阪桐蔭時代の甲子園1試合3発、2007年の日本シリーズでダルビッシュから決勝犠飛、2試合連続サヨナラ弾、サイクルヒット…。高校時代を含めこれだけの場面が浮かぶ選手はそう多くないのではないか。
記者は2019年5月12日の阪神戦(甲子園)の守備。誰もが右中間を破ったと確信した打球を一直線に走りこんで好捕し、先発・清水のプロ初勝利をアシストした場面だ。記録はただの右飛。だが強烈に刻まれた記憶は今でも忘れられない。
同年7月20日のDeNA戦(横浜)。当時のスコアブックの端に、通算100号を打った平田のコメントが残っていた。「記録に残れば、それはそれでいい。それよりも大事な場面で活躍して記憶に残る選手でありたい」。グラウンドに刻んだプレーは、決して色あせることはない。
長森 謙介
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