そろって23日の入団会見で決意表明したアルモンテ、アキーノ、カリステのドミニカ共和国出身トリオ。復帰のアルモンテは顔見知りも多いが、アキーノとカリステもそれぞれ、新天地で溶け込もうとしている。

アキーノは、米大リーグ・レッズ時代に同僚だった広島の秋山から習った日本語が武器。あいさつで活用しつつ、この日もカリステが日本語をリクエストされ、はにかんでいると「アリガトウ」と耳打ち。助け舟を出した。

そのカリステはナゴヤ球場で始動した22日、左胸と背中に「東京日本」の文字が入ったパーカ姿で登場。「義母が来日前にプレゼントしてくれた」という一着が、新しいチームメートから注目されて笑顔だった。滑り出しは順調そのもの。食にもなじんで、野球に集中できますように。

志村　拓