23日に千葉県館山市で公開された涌井の自主トレ。「とにかく走る」と聞いていただけに、どんなメニューが行われるのかと見ていた時だった。スタッフさんから「一緒に走ってみませんか?」。

なぜかよく分からないが、記者も一緒に1100メートルを走った。長距離を走るのはおそらく高校生以来。とにかくきつかったが、参加選手やスタッフさんらに「ナイスラン!」と励まされながら、気合でゴールできた。

この日は午前中に1100メートル走を2本、100メートルの坂道ダッシュを10本の計約3000メートルだったが、多い日には12000メートルも走るという。湧井は「多い時だと吐く人がいたりするぐらいです」と余裕の表情。右腕の1月の過ごし方を知ることができてうれしかった。

記者は、昨年11月の秋季沖縄キャンプで坂路も走行済み。日々運動不足だが、なぜか筋肉痛にならない。春季キャンプに向けて準備万端です。

土屋　あいり