マイティラインとは

12日のWBC1次ラウンド第4戦のオーストラリア戦後…

    • 2023年03月16日(木)
    • ドラ番記者プラール

12日のWBC1次ラウンド第4戦のオーストラリア戦後、本塁打を許した高橋宏が「やられました…」と悔しがっていた。プロ初の中1日での登板はややほろ苦いものになったが、前回登板した10日の同韓国戦の疲れや体の張りは感じなかったという。

右腕の言葉にほっと胸をなで下ろしていたのが、球団から派遣されて日本代表に同行する神田慎一郎トレーナーだ。「宏斗がドラゴンズに戻るとき、代表に行く前よりもいい状態で戻せるようにしたい」と、2月17日から始まった宮崎強化合宿から約1カ月、高橋宏専属トレーナーとしてケアに務めてきた。10日の試合後の治療を終えたとき、時計の針は午前2時を指していたという。

同行するのは、日本ラウンドまで。アメリカ行きを懸けた16日の準々決勝イタリア戦も、万全の状態で右腕を送り出す。

長森 謙介