大島にとって、通算2000安打へ残り100安打で臨んだ15日の巨人戦…
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- 2023年04月16日(日)
- ドラ番記者プラール
大島にとって、通算2000安打へ残り100安打で臨んだ15日の巨人戦。週末に行われるゲームに限っては、今季本拠地初めてのG戦。多くの親子連れでにぎわった。
名古屋市緑区出身の背番号8の原体験は、ナゴヤドーム、ではなくナゴヤ球場。名鉄・鳴海駅から電車に乗って向かった。3人兄弟の長男。両親に、3人は順番に球場に連れて行ってもらった。観戦日の勝敗は、兄弟それぞれにとって自慢のネタ。帰宅後に「オレが見に行ったから勝った」なんて、お留守番の弟に偉ぶっていたという。
携帯電話は持っていなかった。親にねだってポータブルのラジオを買ってもらった。ナイターで帰宅が遅くなる日は、ゲーム終盤でスタジアムを出る。電車の中で試合終了を迎えたという。
大島は37歳。30年前の自分に「将来、2000安打の挑戦権を得るよ」と語りかけたって、大島少年は信じないだろう。バンテリンに詰めかけた子どもたちの中に、第二の大島がいるんだろうなぁ。
川本 光憲
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