取材現場で初めて見た光景だった…
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- 2023年05月12日(金)
- ドラ番記者プラール
取材現場で初めて見た光景だった。6日の巨人戦(バンテリン)。今季初盗塁を決め、その後決勝のホームを踏んだ高松の試合後の囲み取材でのこと。
二塁へのスライディングについての質問が出たときだった。すると、高松は最初言葉で説明していたが、ちょっとして「実演します! 座りますね」と言って、ユニホーム姿で腰を下ろしスライディングの形を本当に再現してくれた。「きょうはタイミングがギリだったのでこうやって足をねじ込んでいきました」
わずかな差が大きく結果を左右する世界。高松のサービス精神あふれる解説によってよりそのことが理解できた。終盤の代走は重圧の大きいポジション。ひとつずつ成功を積み重ねることがスペシャリストへの道になる。
土屋 善文
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