「Mr.Children」「TOKIO」「LINDBERG」ー。涌井がバンテリンドームで、移籍後初登板した10日の広島戦の場内BGMが、妙に耳になじんだ。記者は右腕と同学年。曲を調べて納得。湧井がマウンドに上がる時に流れた過去の曲のメドレーだった。

「『本拠地初登板、頑張ってください』という歓迎の気持ちを込めて、登場曲をまとめました」と球団担当者。登板翌日、涌井本人からも「たくさん流してもらいましたね」とサプライズへの反応があったという。

試合前とイニング間、ランダムに曲を流していたこれまでから、今季は先発投手の後押しへ一工夫。登場曲のアーティストの楽曲をBGMに採用している。来場の際は、まず場内の音楽に耳を傾けると、応援の集中力も高まるかも？

志村　拓