マイティラインとは

前半戦、ドラゴンズは…

    • 2023年07月17日(月)
    • ドラ番記者プラール

前半戦、ドランゴンズはバンテリンドームで41試合を戦った。点が入らないという体感はどこまで本当なのか。何となく数えていったら、正直結果に驚いた。

2得点以下の試合が26試合と実に6割以上。ときにスリリングな投手戦も良いだろう。ただ球場が盛り上がるのは勝っていても負けていても応援チームに点が入ったとき。「球場が広い上にマウンドが高い。」そんな声は打者から何度も聞いてきた。根本的に打者の能力が発揮しにくい球場であることは間違いない。

勝利を目指すのは大前提だが、選手の若返りが進む中、名古屋に暮らす人たち、そして子どもたちに、どんな野球を見せたいのか、どんな気持ちを味わってほしいのか、いま一度考えるときが来ていると思う。過去の成功体験があるのも分かる。しかし、だ。「現状維持は退化しているのと同じ」。エスコンフィールド北海道を手がけた日本ハムの前沢賢さんの言葉が何度もよみがえる。