緊急登板の舞台裏…
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- 2023年08月05日(土)
- ドラ番記者プラール
緊急登板の舞台裏はいったいどうなっていたのか。2日の阪神戦(バンテリン)でメヒアの後をうけ、4回からマウンドに上がった藤嶋に聞いてみた。
「3回裏だし、(登板は)ないだろうなって。イスに座ってたら、2アウトくらいでいくぞってなった感じだったね」。この時、ブルペンでのつくりで要したのは立ち上げ3球、座らせて5球のみ。通常時も10球ほどで肩はつくるというが、「それまでの準備でのキャッチボールの数が違うからね」と“突貫工事”でマウンドへ向かったという。
マウンドで意識することは「気持ちを入れすぎない」こと。「以前、緊急だからって気持ちを入れすぎてうまくいかなかったことがあって、大塚さん(投球コーチ)にも『あえて気持ちを抜いてみれば』と言われて、それがうまくはまったね」と教えてくれた。いかなる状況でもベストパフォーマンスを発揮する、まさしくプロフェッショナルの投球だった。
芦原 遼
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