8月からドラ番に仲間入りした。千葉県出身の25歳。記者生活の初任地は龍空の母校・近江高がある滋賀県彦根市だった。3年間過ごした思い出の地を離れてまだ4日。プロ野球取材という全く違う世界に飛び込んで、今はまだ夢心地だ。

2020年のドラフト会議では、3位で指名を受けた龍空の自宅に行ったことが記憶に残っている。21，22年には地元で開かれた少年野球大会「龍空杯」を取材した。ドラ番として再会した時に「あの時の人か」と思い出してもらえるか、今から緊張している。

ドラ番初取材は、ナゴヤ球場で来日後初めてブルペン入りしたフェリス。身長差約40センチと、プロ野球選手の体格やオーラに圧倒された。8日のDeNA戦（横浜）で公式戦の取材もデビュー。選手もチームも、状況が刻々と変わることを体感した。新しい視点の記事を届けられるように、がんばります。

石曽根　和花