地元大好き 今井希海さん
初の世界大会で奮闘
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- 2023年09月11日(月)
- 偉人伝
7月にアイルランドで開催された世界ユースアーチェリー選手権大会に多治見市出身の今井希海さん(近畿大附属高校2年)が出場し、団体5位、個人33位と奮闘しました。
初の海外渡航、初の世界大会出場に「心臓が飛び出そうなくらい緊張した」と話します。ミスをして、悔しい思いもしました。しかし、強風の中、決勝という大舞台でも正確に的に当てられる強豪選手たちを目の当たりにし、「いい経験になった。自分も強風でもぶれない筋肉作りを」と、夏休み中も毎日トレーニングに励んでいます。 中学1年のとき、新たな競技に挑戦したいと考え、父が興味を持っていたアーチェリーを一緒に始めることに。軟式テニスで鍛えた肩が生かされ、翌年には全国規模の大会へ。高校進学と同時に多治見を離れましたが、地元が大好きだそう。今後も大会で結果を出し、将来は「多治見に戻って長くアーチェリーを続けていきたい」と目を輝かせます。
(Hasabe Yuko)
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。新潟県出身。「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる」をモットーに、過去についてくよくよせず、人の文句は言わないように、前だけ向いて生きています。2019年に縁あって多治見市民に。多治見の魅力に触れながら、これからどんな人に出会い、自分がどう変わっていくか、ワクワクが止まりません!