マイティラインとは

ちょっと気になる木 「うな千」横の巨木

    • 2023年10月24日(火)
    • ぶらり散歩

土岐川昭和橋のたもと、鰻屋「うな千」横にひと際目を引く立派な巨木があります。夏には沢山の実をつけ、大きな木陰は鳥や人にも愛されるスポットとして、この辺りのシンボルツリーとなっています。
1990年に多治見市が選んだ名木50選に登録され、かつては銘板もあったそう。大将の谷口孝彦さん(56・多治見市青木町)は、「この木はね、エノキ(榎)というんですよ。いつからか分らんけど、60年以上前からあるのは確かやよ」と話します。
秋には大量の落ち葉が発生し、片付けるのに苦労しているが、国土交通省管轄道路の木のため、手入れもできずどんどん巨木化が進んでいるそう。「いい形で残していけたらね」と優しく見つめる大将の視線の先には、苔むして歴史を感じる太い幹がそびえています。